2019年6月3日月曜日

MaaS


aaSmobility as a service

MaaSとは従来、車・電車・バス・タクシー・などの個別の交通機関を、一つのシステムで統一した利用方法を提供するもので、スマートホンなどでこれらの乗り物を連携して利用するものである。具体的に自宅から東京まで出かける場合、あらかじめ出かける設定をスマートホンに入力すると、その時間にタクシー(将来的には自動運転車)が自宅に来て、高崎駅まで送ってくれる。高崎から東京まで新幹線で東京までのチケットは準備できているのでそのまま東京まで行く。帰りも同様である。料金は市内定額、乗り放題のような設定がなされ、契約に応じて支払いを行う。これによってマイカーの利用が半分程度に減少すると考えられ、車の所有から利用へと交通機関の利用方法に大きな革命がおこるといわれている。現在のところ、実験的に利用が始まっているが、本格的な利用は数年先のことと思われる。しかし、確実に国民の自動車離れは進んでいくと考えられ、自動車メーカも生き残りの戦略がすすめられている。
 さらにこのシステムは交通機関だけではなく、あらゆる分野と提携し、新しいサービスの提供へと結びつくと考えられ、100兆円規模の産業に発展すると思われ、世界中で主導権争いが始まっている。
 

0 件のコメント: